若手のときから裁量を持ち、仕事の幅を広げていきたい
マスコミ、ハウスメーカー、不動産など就活は業界をしぼらず、進めていました。中学・高校の受験を含め、節目の決断は自分の意志で決めてきたため、仕事も若手のときから裁量の持てる、中規模の会社が良いなと思っていました。
SMSは積水化学グループ各社が集まった合同説明会で知りました。積水といえば、住宅メーカーの印象が強かったので、SMSの事業内容を知り、幅広い業界にお客様を持っていることやプラスチック製品は世の中に多いため、努力次第で仕事の幅を広げられるのではと感じ、入社を決めました。また、風通しの良い社風も印象に残りました。
新しい商品の提案を通して、価値を創造することがやりがいに
私が扱っているメイン商材は積水化学工業が開発した耐火材料「フィブロック®」。建物のドアやサッシ、外壁の目地などに使用する材料です。通常はシート状ですが、火災発生時に膨脹し、機能を発揮します。耐火材料は建築基準法や消防法で使用が義務付けられていますが、競合他社の中でも「フィブロック®」は知名度が高いため、営業としては提案がしやすいですね。
この商品のほかにも、お客様であるハウスメーカーの要望に応じ、カスタムメイドの商品を提案することも多いです。たとえば、気密性を備えた断熱材など。ニーズの探索から始まり、試作品を手配、改良を重ね、価格を提案し、納得いただければ受注につながります。 私は既存の商品を売るよりも、新しい商品を考えることが好き。価値を創造することにやりがいを感じています。
お客様の求める性能を出すため、考えられるすべての可能性を試す
取引のあるハウスメーカーから、自社が開発をしている集合住宅の「床の性能を上げたい」という要望を受けました。フローリングの床の下は多層構造で成り立っています。
私が提案したのはその構造の一部に組み込む制振材。床の厚みが変化すると柱や梁、壁など部屋全体の構造にも影響するため、最適な制振材の選定を行う一方で、お客様が指定した厚みの範囲内で性能を出す必要がありました。考えられる可能性をすべて試すため、お客様の試作棟で様々な材料・寸法・仕様でテストを実施。仕入れ先とも対話を重ね、取り組んだ結果、求める性能を出すことができました。
自分の考えた商品が集合住宅の性能を決める大切な要素になり、多くの人の安全で快適な暮らしを支えていると思うと、うれしくなります。
営業活動のモットーは「やらなければならないことをやる」。うまく行かないことが起きても切り換え、次に進む気持ちで取り組んでいます。また、お客様にはNOを言わず、まずはチャレンジをしてみることも大切にしています。「相談してみたら、解決するかもしれない」とお客様に思ってもらえる営業担当者になることが目標です。
福利厚生サービスを活用し、プライベートも充実
一番満足をしているのはワークライフバランスの良さです。SMSが契約している福利厚生サービス会社の提供するメニューの中から、ゴルフやジムなどを選び、リーズナブルに楽しんでいます。有給も取得しやすいですね。公休日と合わせ、連続6日間の休暇を取り、応援しているプロ野球チームの試合観戦に行き、美味しい食事をして、翌日また観戦という日々を送ったこともあります。
社内では、上司に自分の考えを堂々と伝えられ、上司も豊富な経験をもとに的確なアドバイスをくれます。積極的に取り組むことであれば、NOと言われない環境です。
メールのチェック。前日に用意した商品の資料を準備し、営業活動開始。 お客様先に到着するまで、商談の目的や今日の着地点、想定できる課題などを整理。
前回提案したサンプルの評価を聞く。気に入ってもらえた点や課題の擦り合わせ。 商談の中で自身の想定していた課題を共有し、ニーズを確認。
お客様のおすすめの店でランチ。 昼食後は2件目の訪問先に向け、移動。
新規案件の見積書を提出。価格の許容ラインの見極めを意識。
今日の訪問先の内容を整理。いただいた課題に対し、対策案をメーカーと共有し、 次回に向け、試作品の検討を進める。
メールチェック。明日の活動に必要な資料とサンプルを準備。 今週のタスクの優先順位をつけ、退社。
気の合うメンバーと食事へ。
ここにしかない挑戦、
ここでしか出会えない仲間